araki

 

言葉はストレートに人の脳細胞に入り込み

それぞれの思考回路から記号として解釈されていきますよね

つまりここで言いたいのは言葉でのやりとりは

自分が言いたいことを相手に ある程度は伝えられると思うのですよ

一対一で相手と対峙しながら言葉のやりとりがあればなおさらですよね

その点 映像はファジーというか結構デリケートな言語ですよね

なにを分かったような訳の分からない話をしやがって !!
それに上の写真の男が気になって仕方ないのだ アラーキーかい

はい45年前の 天才アラーキーでございます

出世してきた当初は自ら天才と名乗っていたアラーキーだが

彼が真の天才であることを万人が認めるようになるのに

時間はかかりませんでしたヨネ

geribara

okinawa


このころは複写集団ゲリバラ5 の一員として

下痢腹をかかえながら哀愁あふれるシュールでムチャクチャな活動をしていた時期

"ゼロックス写真帖"もこの時期でしょうね

言葉と映像を巧みにあつかう表現で 天才アラーキーの原点がここにある

 

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手焼きのプリント メールギャラリーシリーズ

計8回のシリーズであったが3回分は手元に残っていない

このころから集団ゲリバラとしての活動から

超二流カマラマン アラーキーとしての活躍が目立つようになってきた

なんでお前がアラーキーの昔の写真を持っているんだって

そう よく聞いてくれました

60年代後半 オフマガジン メールギャラリーとういうジャンルの文化ができたんよ

"朝亀" "亀毎"など親が新聞社では受け入れられない反体制の写真が多く台頭してきたあるよ

先日の「ファースト写真集」なんか みなそう オフマガジンよ


hanko

nabeta

myfriends



名古屋でメールギャラリーを展開していた私に

電通を退社したばかりのアラーキーは "何とかなるさ"と

私を東京へ誘った

そして

浅井慎平 稲越功一 荒木経椎 のサクセスストーリーを目の当たりにする

私はイナカモノだった