Flare Spot
 

フレアースポットと言われるこの現象は
撮像素子の表面に入射した光が反射し
レンズ後部から跳ね返った光がCCDの中心部に
フレアーを形成してしまう
フィルムと違ってCCDの表面が鏡面
になっているからのようだ
NIKON側もこの現象を認めてはいるが 対策など
については明確な答を出していない
現象の出るレンズは後ろ玉が大きく
突き出たタイプのものに多いようだ
常用レンズは明るいバックに黒い被写体を置いて
テスト撮影するなど あらかじめ準備が必要だ
絞りを絞っていくと spotの面積は小さくなるが
より明るくクッキリ認識されるようになる


NIKKOR 50mm F1.4D, F8
NIKKOR 50mm F1.4D ,F16
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被写体の周辺が明るく 中心部に暗い部分が多いと
特に目立ってしまう
その場にフレアーの出ないレンズが 無い場合は
出来るだけ絞りを開けてフ レアーそのものを
ぼかして目立たないようにするしかない
どうしてもさけられない場合はPhotoshopのスタ
ンプツールからカラーを選択し 周辺と同じよう
な色合いにしてから焼き込みツールで調子を整える
Micro-NI. 55mm F2.8 F8
Micro-NI. 55mm F2.8  F16
* 画像は均一な照明をされた白色平版を
0..撮影し Photoshopの自動レベル補正で
0. コントラ ストをつけています
.* ローパスフィルターの表面に漂着した
0...ゴミ 埃の陰が映しだされている
0...色味の違いは各レンズの発色特性か
 
 
標準系のレンズで
一フレアーが
現れなかったレンズ
NIKKOR 28-85 F3.5-4.5
F16
50mm近辺での画像
 

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